\5月20日開催SAS10期スクール日記Day6/
2023.5.22(月)
SASスクール日誌担当のSAS10期のいそです。
5/21は二十四節気の「小満」でしたが、「万物の成長する気が徐々に強くなり、天地に満ち始める」という意味で、太陽の光を浴びあらゆる生命がすくすく成長していく時期といわれています。
また、昨年の秋に蒔いた麦の穂が育ち、農家がほっとひと安心することから、「小さな満足 = 小満」となったともいわれています。
SASで3月に植えたジャガイモを心配していましたが、圃場を覗いてみるとすくすくと成長していたので、ひと安心しつつ畑作業に勤しんでおります。
では、本日の圃場実習は以下の3メニューです。
・キュウリ鉢上げ
・トマト仕立て
・ウリ科(ズッキーニ、キュウリ)観察
キュウリ鉢上げでは、苗の子葉がしっかりとして、本葉が1枚出始めたときがタイミングです。遅れてしまうとキュウリが日の光を求めて徒長の原因となってしまうので注意します。
トマト仕立てでは、仕立てをしないと、茎や葉がどんどん伸びて密集した状態になってしまいますが、仕立てをすることで栄養や日の光が全体に行き渡り、立派なトマトが収穫できるようになります。いかすでは4本仕立てという方法で行います。
ズッキーニでは、下葉は根を養っているため、黄色くなっていた時に欠き、むやみには欠かないようにします。また、ハサミの大きさ程度のサイズになったときが収穫のタイミングです。
キュウリでは、支柱にネットを張り主枝や側枝を絡ませて立たせることで、樹液の流れが良くなり生育が促進されます。地這い栽培は台風など風の強い時期に向いています。
今回もごく一部のご紹介でしたが、興味がある方はぜひ見学会などにお越しください。
以上、圃場実習DAY6の模様でした!