子どもは本来、食べるべきものを知っている!?
2021.8.5(木)
「子どもが野菜を食べません」
「ニンジンが嫌いです」
「ピーマンは小さく刻んでもアウト!」
小さなお子さんがいるママからの、ご相談あるある。
でもこれは、ママだけじゃなくて、
私たち農家や八百屋にとっても、ちょっと困った状況です。
実は本来、子どもは自分で食べるべきものを知っています。
もっと言ってしまうと、
そうじゃないと生き残れない。
生きるために必要なものを取捨選択する…これは、生物の本能です。
だから子どもは、見た目、臭い、味覚などの感覚をフル回転させて、
食べるべきものを本能で選んでいます。
肥料や農薬を多く使った野菜は、エグミや苦みがあります。
(「虫食い野菜は、美味しい野菜?」参照)
そしてそのエグミや苦みは、本能からシャットアウトされてしまう。
お子さんの野菜嫌いの原因は、
もしかしたらこんなループかもしれません。
「そうは言っても、バランスよく食べないと…」
つい、言いたくなってしまいますが、
偏食神話というのは、親が創りだしているのも実情です。
バランスよく食べるべき、食べさせるべき・・・
親の価値観の「べき」を、つい押し付けてしまう。
子どもの本能を信じてみるのもいいかもしれません。
とはいっても、
まぁ、それがなかなか難しいのですが(苦笑)
ちなみに、子どもたちが大好きなお菓子やパン。
そこに使われている砂糖や麦には、実は中毒性があります。
お腹が減っていなくても、食べたくなってしまう。
これは大人でもそうなので、その気持ち、わかります(笑)
これもまた、なかなか手ごわいです・・・
でも、農家として八百屋として、
「お菓子よりも、野菜のほうが好き!」と言ってくれる
子どもたちが増えてくれたら、めちゃくちゃうれしい!!(笑)
(もちろん、そんなママが増えてくれるのもうれしい!)
そんな思いで、
今日も美味しくて健康な、オーガニック野菜を育てています。
お野菜そのものが美味しいので、まずは、そのまま、少しかじってみてほしい。
そして、薄味のシンプルな調理法で食べることをおススメします。
きっと本能が、その美味しさを感じてくれるはずです!!
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