たんじゅん野菜とは?虫食い野菜は、美味しい野菜???
2019.1.30(水)
「虫食い野菜は、虫が食べるくらい美味しい証拠だから!」
そんな言葉を耳にしたことはないでしょうか?
実はこれは、正解であって、正解ではありません。
なぜって?
それは、“虫にとって” 美味しい野菜だから。
では、人間にとっては???
残念ながら答えはノーなんです。
人間には美味しくないのです。それどころか、ちょっと・・・
野菜が育つためには、栄養素が必要です。
栄養素というと、いわゆる「肥料」を思い浮かべる人が多いと思いますが、この肥料がちょっとクセモノなのです。
肥料には窒素(チッソ)が多く含まれていて、「硝酸態窒素」という形で野菜に取り込まれます。
じつは、それが、虫の大好物!!!
しかも肥料は吸収されやすくできているので、野菜は窒素過多となって、虫が集まってきてしまいます。
窒素過多=メタボというと、少しわかりやすいかもしれませんね。
それは野菜にとっては、ちょっと不健康な状態。
化成肥料でも有機肥料でも同じことがおこります。
使うのが悪いんじゃなくて、使いすぎると、、、ということです。
農薬は、そんな不健康な野菜を、虫から守るために使われています。
農薬で虫を排除するのです。
もちろん農薬を使っていない農家でも、あの手この手で虫の排除を行っています。
やらなければ、野菜が虫に食べられてしまいますから。
人間の体にとって、農薬が良いものでないことは明白ですが、実は窒素(硝酸態窒素)も、あまり良いものではありません。
野菜のエグミや苦み、アクなども、窒素過多が起因しています。
しかもメタボ気味なので、野菜自体も虚弱体質・・・
腐りやすくて、保存もあまりできません。
現在の農作物の多くが、こんなサイクルで作られています。
ん? んんん??
そしたら、人間にとっての
おいしくて体にいい野菜は作れないということ!?
いいえ、そんなことはありません。
簡単に言ってしまえば、野菜をメタボ=窒素過多にしなければいいのです。
メタボの原因は、過剰な肥料にありました。
であれば、肥料を使わずに野菜を作ればいいのです。
え? そんなことが、可能なのかって???
答えはイエス!
その秘密は、土の状態にあります。
そして、ヒントは「森」にありました。
どういうこと!? と思った方は、こちらの動画をどうぞ。
つくる人にも食べる人にも、そして、地球にも美味しい野菜。
そんな野菜があることを、ぜひ知ってもらいたいです。
いかすでは、旬のたんじゅん野菜を、心を込めてお届けしています!
お野菜が美味しいので、まずは、そのまま、少しかじってみてほしいです。そして、薄味、シンプルな調理で食べてみてほしいです。
そして、たんじゅん野菜、感じてみてください!
カラダは知っています。
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