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\SAS8期スクール日記・圃場実習DAY5・5月7日開催/

SASスクール日誌担当のSAS8期の稔です。
5/7は二十四節気では「立夏」となり、暦の上ではこの日から夏の始まりです。新緑の季節で、蛙が泣き出すのもこの頃から。農家にとっては、果菜類の定植や田植え等で忙しいシーズンではありますが、一年の中でも過ごし易く、照らされた新緑と空気が輝いて見える良い季節ではないでしょうか。
 
今回のSASでは、キュウリの摘心と誘引・スナップエンドウの収穫・ナスとピーマンの定植等をしました。お昼の質問タイムでは、種採りのコツと注意点・テントウムシダマシ、キスジノミハムシについて・人類アミノ酸計画・トマトのソバージュ栽培で米ぬかを播く量と意味のお話などがあり、皆さん熱心に聞いて居られました。
 

 
講師の内田さんのお話しで「キュウリにつく害虫のウリハムシは、出来れば潰してアミノ酸としてキュウリに与える」と言った内容がありました。そういった目線で見られた時、害虫も野菜の一部にもなる事が出来、循環に取り込めるのだなと思いました。何かと好かれることがない害虫や病気ですが、彼らにとっては〔自分たちに適した環境からお呼びがかかった〕だけなのだろうと思います。いつも平等で在るがままでいてくれる彼らだからこそ、人の行為の良し悪しを示すことが出来る、もしかしたら信頼できる仕事仲間なのかも知れません。
 

 

 
本日は天候が不安定で、小雨が時折降り少し蒸し暑さを感じる中での作業となりましたが、スクール生の皆さんのお陰で広い面積のナスとピーマンの定植まで無事に終えることが出来ました。ありがとうございました。
 

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